巨星流るる。
room416へようこそ!
僕はこのところの忙しさに怠けて、重大なニュースを見逃していた。
現在の僕を形成する、いや寧ろ僕よりももう一人の職人としての僕が多大なる影響を受け、自己の表現手法の核・その一部分に凄まじい影響を受けた監督の訃報。
今敏監督。
また一つ、巨星が流れた。
僕が初めて今監督の作品に触れたのは"千年女優"公開の折。
今は無い渋谷の劇場で観たその時の衝撃を僕は未だに忘れる事が出来ません。
以来、僕のプロフィールには必ず監督のお名前と千年女優の文字、そして好きな女優さんの欄には藤原千代子さんを挙げさせて頂いておりました。
それ程に僕の中で"今敏監督の千年女優"が占める割合は大きく、また掛け替えの無いモノでございました。
僕ごときがこの様な事を綴って良いモノか定かではございませんが、ただ、職人として、プロとして非日常的な世界に身を置くという事は、腐海の森に生きるが如く、ゆっくりとけれど確実に心と身体を蝕まれていくリスクと常に隣り合わせであると痛感致しております。
元来丈夫ではないものの、この二十年で何度も何度も心と身体を壊し、それでもプロとして、無名ではありながらも技を継ぐ者として、その時々で自分の居られる場所に立ち続けて参りました。
それはどんな技の世界の人間も同じ、自身の中に通すべき筋と言いますか、決して折れる事の無い芯が在るからだと存じます。
僕はそんなに気丈な人間ではございませんでしたので、何度も寄り道を致しましたし、卑怯な道草も、逃避の回り道も存分に致しました。
けれど、結論として一つの道に立っておりました。
そんな中、タイトルに惹かれどうしても観たいと思い親友と観に行ったのが"千年女優"でございました。
その果てしないイマジネーションと繊細な人間模様、そして何よりも藤原千代子さんという女優の生き様に心を打たれ、ただただ感服。
本当に素晴らしかった(*^-^*)
以来、思い出してはDVDを借りて拝見致しております。
そんな素晴らしい作品の産みの親がいち早くこの世から卒業されてしまわれた、、、これには多少の夏バテを加味したとしても、大き過ぎる程のショックで、何というか今日一日ずっと頭の中で千年女優が無限再生されておりました。
この所、あらゆる分野でその一時代を築き上げた方が続々とご逝去されて、やるせない気持ちになります。
そういった方々ともし、何かのご縁があって語り合う事が出来ていたのならば、きっとそれは千冊の本を読むよりも遥かに得るモノが大きかったのだろうなぁ、、、と誠に残念でなりません。
今敏さんの心意気は、作品を通しこれからも多くの方に受け継がれていく事と存じます。そんな"二世"、"三世"の皆様といつの日か出会う事が出来た折には、氏について深く語り、飲み明かしたいと存じます。
今敏監督のご冥福を心よりお祈り申し上げますm(_ _)m
お疲れ様でした、、、。
今監督に感謝ッ♪o(>_<)o
それでは、いってらっしゃいませ!
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